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メニューブックを自作する方法④ ~写真撮影編~ 撮影の㊙テクニック

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皆さま、いつもメニューブックの達人をご覧いただきまして、ありがとうございます。

熊本・大分地震にみまわれました被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。そして、災害等により、お亡くなりになられた方々、そのご家族、ご親族、関係者の方々に対しましては、心よりお悔み申し上げます。
皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を祈念しております。

それでは、今回のテーマへと進めさせていただきます。
「メニューブックは写真が命!」と言っても過言ではありません。ということで、今回のテーマは「写真撮影」についてです。

■撮影はスマホか?デジカメか?

はじめに、カメラの機種についてお話しさせていただきます。近頃はスマートフォンでもそこそこキレイな写真が撮れるようになり、色調整などの補正機能を持ったアプリがあるなど、ひと昔前の携帯カメラと比べると雲泥の差があると言っても過言ではありません。

とはいえ、メニューブック、しかも料理の撮影となりますと、やはりデジタル一眼レフカメラを使って撮影することをオススメします。一眼レフカメラは決して安い価格で購入できるものではありませんし、操作も難しいのでは?と抵抗感をお持ちになる方もいるかと思います。ですが、皆さまのお店にとって、メニューブックはお客様との大事なコミュニケーションツール。しかも、お店の自慢の料理が美味しくなさそうな写真では、せっかくのメニューブックも台無しになってしまいます。
もちろん、オーナー(もしくは店長)がどのレベルのメニューブックの完成を目指しているのかというお考えにもよりますので、ご検討していただければと思います。

つづきまして、カメラ初心者という方向けに、写真料理を美味しそうに撮影する方法をご紹介していきたいと思います。

■カメラ初心者向け、料理撮影ためのテクニック

1.明るい場所で、自然光で撮る

料理撮影はなるべく明るい場所、自然光の下で撮影するのが望ましいです。ですので、窓際の席など、自然光が入りやすい場所を選ぶとよいでしょう。
あと、フラッシュを使わないこともポイントです。フラッシュを使って撮影しますと、色が白っぽく、不自然な影ができてしまい、あまり美味しそうな写真が撮れないのです。

2.メインを決める

定食やセットメニューを撮影する際、全体を写真に収めるのではなく、メインを1品決めてフォーカスを合わせるようにすることがポイントです。
例えばケーキセットの場合、もちろんメインはケーキですよね。そして、ケーキの横に少しだけコーヒーカップが見えていたり、お花などの小物を見せたりすると、メインのケーキが引き立ちます。

メニューブック_写真撮影イメージ画像

3.アングルの基本は45度

料理撮影の基本として、アングルは斜め45度から撮影することがポイントです。これは、人がテーブルの上から料理を見る一般的な角度だからです。
ただし、撮影テクニックとして他の角度から撮影することもあります。

4.シズル感を出す。

「シズル感」の語源は、英語の擬音語で肉を焼くときのジュージューという音のことをシズル(sizzle)と言うことからきており、そこから転じて、現場の「臨場感」を表す言葉となったそうです。
料理撮影において、シズル感は大切です。例えば、鉄板で焼いている肉の肉汁がグツグツしている様子、アツアツの鍋料理の湯気などですが、シズル感を撮影するポイントは、できたての料理を撮影することです。

以上、4つのテクニックをあげましたが、そのほかにもまだまだテクニックはたくさんあります。ネットで調べたり、または写真のスクールの講座を受けるなり、皆さんもいろいろ勉強してみてくださいね。

■まとめ

「メニューブックを自作する方法」というテーマですので、写真撮影も自分で撮影する、しかも初心者の方を前提にお話しさせていただきました。ですが、先ほどもお伝えしましたとおり、オーナー(もしくは店長)が求めているメニ
ューブック次第ですが、高品質の写真を求めているのであれば、当然プロのカメラマンに撮影依頼したほうがよいでしょう。いっぽう、コストを抑えたいという考えであれば、自分で撮影するという選択でよいかと思います。

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