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オリジナルメニューブックができるまで|製作工程を職人が詳しく解説

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こんにちは。メニューブックの達人です。

今回は、実際に制作現場で働く担当者が
メニューブックができるまでの工程」をわかりやすくご紹介します。

多彩なクロス(表紙素材)や、キラキラと光る箔押しなどを組み合わせて、
お店の雰囲気いぴったり合うメニューブックを1冊ずつ丁寧におつくりしています。

今回は、そんな作業風景を一部特別に公開します。

ぜひ最後までご覧ください✨

材料のカット

必要な材料の準備

まずは以下の材料を用意します。

・芯材になる黄板(きいた):紙で出来た厚板です
表紙に使用するクロス
・裏貼り用の紙

綴じ方に応じた各種パーツ(ビス・レールなど)

これらを必要なサイズにカットし、クロスを黄板に貼り付けて表紙を作成していきます。

材料のカット

カット対象は以下の3つです。

・黄板
・クロス
・裏貼り用の紙

まずは、黄板をカットしていきます。

綴じ方(レール綴じ、ビス綴じ、ピン綴じ)だったり
用途(カフェ風メニューメニュー台紙)に応じてサイズや形状が異なるため
それに合わせてカットしていきます。

クロスはメーカーからロール状で届くため、必要なサイズにカットします。

名入れメニュー全面オリジナル印刷メニューブックの場合は
印刷後に、適したサイズへとカットします。

▼名入れメニューブック

▼全面オリジナル印刷メニューブック

「メニューブックの達人」で選べるクロスには、
縞模様(しまもよう)など柄があるものも…。

柄の向きが重要で、この段階で間違って切ってしまうと大変なことになるので
慎重に確認をしてからカットします💦

内貼紙もまた全紙サイズから必要なサイズにカットします。
紙には「曲がりやすい方向(目)」があるため、
メニューの開き方と紙の目の向きが合うように裁断しています。

これで材料の準備が終わりました。
(ウレタン入りのメニューや、全面オリジナル印刷の場合はここからあといくつか材料を切る必要があります。)

表紙貼り

この工程は、表紙の出来を一番左右します。
使用するのは「糊引き機」と「縁折り機」と呼ばれる機械です。

1冊1冊、手作業のものになるため
一度に多くは作れませんが、少部数・多種類のものへの対応が可能となります。

黄板をクロスでくるんでいきます。
綴じ方によって黄板の配置が少しずつ異なります。

内貼り紙を貼ります。
黄板とクロスや内貼り紙の間に異物が入り込んでいないか、
破れているものはないかを確認し、次の工程へ進みます。

箔押し

表紙を貼り終えたら箔押しをします。
仕様によっては表紙貼りより先に、箔押しをする場合もあります。

箔を、熱と圧力で定着させていきます。
担当者がクロスに合わせて温度や押し具合を調節しております。

仕上げ

仕上げ工程です。
レール綴じ、ビス綴じ、ピン綴じ、などの仕様に従い
オプションなど必要なパーツを取り付けていきます。

手作業の工程ですが、
そのため少数かつ多様な仕様に応えることが可能となっております。
この工程を終え、完成となります。

まとめ

以上の工程を終えたメニューブックが
検品・梱包され、お客様の元へ向かいます。

製造者である我々は無事に到着することを祈って
配送業者に託すことになります。

少々駆け足感はありましたが、
メニューブックの達人のメニューはこのようにして作られております。

実際の作業の様子が気になる方は
ぜひメニューブックの達人のTikTokアカウントをご覧ください。
他のSNSアカウントでは公開されていない、製作現場の裏側が公開されています🎶
製作工程だけでなく、断裁時の音や作業工程の音がASMRとしてもお楽しみいただけます。
思わずくせになる動画が見つかるかも…👀

今後もお客様に「メニューブックの達人に頼んでよかった」と
おっしゃっていただけるような物を作っていきたいと思います。

最後までお読みいただき有難うございました。

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