こんにちは。メニューブックの達人の松村です。
先日、上海へ出張してまいりました。
メニューブックの達人の商品で、「プレミアムレザー」は上海の郊外で
作っております。メニューの生地から中面につかっているビニールもすべて中国製なのですが、
クオリティは実に高いです。サンプルご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
今日のお題は、「外国語メニューのデザインの考え方」についてです。
日本への外国人観光客は、昨年1300万人を越えました。この勢いは、2020年の
東京オリンピックまで、どんどん加速することが予想され、日本の飲食店において
「外国語メニュー」は、もう必須のアイテムとなりつつあります。
この上海出張で、上海市内の日本人の経営する居酒屋に行ってきました。
達人のスタッフは、皆、居酒屋に行ったら、オーダーの前に必ずメニューチェックをして
しまいます(笑)
このお店の外国語メニューがのデザインは、とても良くできています。
店長にいろいろとお話しを伺うことができました。
このお店のターゲットは、上海在中の日本人と日本から出張にくる日本人です。
現地の中国人のお客様はそれほど多くないようで、上海にあるお店で、日本語メニューと、
中国語と英語が英語が併記されているメニューがあります。
中国に行けば、私たち日本人は外国人ですが、このお店に限っては、逆の発想です。
日本人には、日本語メニューで、中国人には外国語メニューで案内しています。
こちらの外国語メニューも見せていただきました。
こちらが外見です。
紺色は、日本語メニューで、茶色が外国語メニューです。
スタッフが間違えないように、ハードカバーの色を分けています。
これなら、間違えようがないですね。
次に中面です。
こちらが日本語メニューです。ページは、「一品もの」のページです。
撮影は、上海在中の日本人のプロカメラマンが撮影されたそうです。
とても美味しそうな写真です。
商品そのものも多少違いますが、外国語メニューの「一品もの」のページがこちらです。
おわかりでしょうか?
そうです。外国語のメニューは、写真が圧倒的に多いのです。
よく考えれば、当たり前のことですが、私たち日本人が海外へ行き、現地のレストランに入って
オーダーする際に、「写真」があれば、言語がわからなくても安心してオーダーできます。
よくありがちな外国語メニューは、日本のグランドメニューをテキスト部分だけ翻訳しメニューを
多くみます。これでは、外国人にとって親切なメニューとは言えません。
写真が多くなるためデザイン的にごちゃごちゃしたり、ページ数が増えてしまうかもしれませんが、
外国語メニューのデザインをするにあたり、とても重要なことだと思います。
(実際、このお店は外国語メニューの方がページ数が多かったです)
外国語メニューは、写真もりもりでデザインする。日本語のグランドメニューとは別で考える。
ということが大切なのです。
外国語メニューのデザインをする上で、参考になれば幸いです。
今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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