「紙を折ったら断面がガタガタになった」
「本が上手く開かない」
そんな経験はありませんか?
実はそれ「紙の目」が関係しているかもしれません。
今回は、デザインや印刷に関わるなら絶対に知っておきたい、紙の目の正体と見分け方を分かりやすく解説します!
1、紙の目とは?
紙の目とは、一言で言うと「紙を製造する際にパルプ繊維が並ぶ方向」のことです。
紙は細かい植物の繊維(パルプ)が絡まり合ってできていますが、実はその並び方はバラバラではありません。製造工程の影響で、一定の方向に繊維が整列しています。
この「繊維の流れ」を「紙の目」と呼びます。

なぜ紙には「目」ができるのか?
紙の目ができる理由は、製紙工場の巨大な機械(抄紙機)にあります。
水に溶かしたパルプが、網の上を猛スピードで流れていきます。このとき、繊維は機械の進行方向に引っ張られ、自然とそちらを向いて並びます🌳。
そのまま乾燥させて紙にするため、すべての紙には明確な方向性が生まれます。
※紙はロール状にされ完成品となります。

「縦目(T目)」と「横目(Y目)」の定義
紙の目には「縦目(T目)」と「横目(Y目)」の2種類があります。
これはロール状の用紙を断裁する向きによって生じるものです。
全紙サイズの【長辺に対して平行に繊維が流れている紙】が縦目(T目)、【短辺に対して平行に繊維が流れている紙】が横目(Y目)になります。
紙の目は、紙のサイズ(長辺・短辺)に対してどちらを向いているかで呼び方が変わります。
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実践!紙の目を見分ける「裂く」方法📜
専門的な道具がなくても、紙の目は簡単に確認できます。
最も確実なのが「紙を裂いてみる」方法で📜

①まっすぐ裂ける場合: 裂いた方向が「紙の目」と一致しています。繊維に沿っているため、抵抗が少なく綺麗に裂けます。
②ギザギザに曲がる場合: 繊維を断ち切る方向に裂いています。つまり、その方向に対して直角に「紙の目」が通っています。
他にもある!見分け方のヒント💡
裂く以外にも、「折り曲げてみて抵抗が少ない方」や「水に濡らして丸まった時の軸の方向」などでも判断できますよ。

紙の目を意識しないとどうなる?
なぜこれほどまでに「目」が重要視されるのでしょうか。それは、目に逆らった加工をすると以下のようなトラブルが起きやすいからです。
●折り目が割れる: 目に逆らって折ると、繊維がブチブチと切れて断面が汚くなります。
●閉じにくい: 背表紙に対して紙の目が直角だと、ページがめくりにくく、本が開いてしまう。
●波打ち現象: 湿気を吸った際、目の方向に沿って紙が大きく反ってしまうことがあります。
まとめ👀
一見、ただの平らなシートに見える紙ですが、その中には「繊維の流れ」があります。
折り加工のある印刷物の発注や、大切なカード作り、製本などを行う際は、縦目(T目)横目(Y目)の「紙の目」を意識してみてください。
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