『メニューブックの達人』店長の石田です。
飲食店には欠かせないメニューブック。
毎日手に触れるものだから汚れや劣化が気になりますよね。
とは言え、汚れたり破損したりするたびに増刷するにはコストも時間もかかってしまいます。
お客様からのお問合せでも
・耐久性のある商品
・水や火に強い商品(耐水性・耐熱性)
をご希望される方が多くいらっしゃいます。
「出来る限り長持ちさせたい・・・」
そんなお悩みを解決するべく、今回は簡単に自分でメニューブックや印刷物の耐久性・耐水性をアップし、長持ちさせる方法をご紹介します。
既製品の外カバーをつける
ブックカバーのように表紙に透明のビニールカバーを取り付ける方法です。
最も手軽な方法で、多くの方が実践された経験があるのではないでしょうか。
(ちなみに弊社の楽天ショップでも取り扱っています。)
ただし、既製品だとサイズが限られているのでぴったり合うカバーが見つからなくて、
ひと回り大きなカバーを仕方なく利用しているケースもあると思います。
ぴったりスッキリ収めたい!そんな時は、ぜひ以下にご紹介する方法をお試しください。
カバーフィルムで覆ってしまう!
カバーフィルムって何だろう?と思われた方も多いと思います。
「コートフィルム」とも呼ばれているのですが、身近なものであれば、図書館の本に張り付いている透明のフィルム。あれが「カバーフィルム」です。
市販の粘着式のカバーフィルムを用意すれば誰でも簡単にメニューブックを保護できます!
実際に試してみました!
~用意するもの~
- 保護したいメニュー
- カバーフィルム
- はさみ(カッター)
- 定規(ほんとうは柔らかい布でもOK)
~手順1~
保護したいメニューより一回り大きくカットしたフィルムの端を剥離紙側に1~2cm程折り曲げます。
~手順2~
折り曲げた部分の剥離紙側をつまみ、少しずつ剥がしながら本の端から貼り始めます。
この時にできれば2人で作業を行い、1人が本を抑え、もう1人が定規をあてながら貼っていくと空気が入りにくくてGOODです。
今回は定規を当てて空気を押し出しながら貼りましたが、途中からそんなに圧力をかけなくても
綺麗に貼れることに気が付いたので、柔らかい布などで作業するとキズや抑え跡も付かなく良いかと思います。
~手順3~
貼り終えたら、はみ出ている部分をカッターで綺麗にカットします。
この時、はみ出している部分をなくすようにカットするのがポイントです。(はみ出ている部分が残るとそこからはがれやすくなります。)
完成です!
左が貼っていない状態、右が貼ってある状態です。
透明フィルムを貼るので若干色味に差が出ますが、初めて実践したものの想像以上にきれいに仕上がり感動しました!
水をかけてみました。
霧吹きで水をかけてみると、染みることなく水滴をはじきました!
めちゃくちゃ防水しています。
濡れてもティッシュやふきんで簡単に拭き取れます!
★カバーフィルムのメリット
- 透明なのでもともとのデザインを損なわない。
- ぴったり貼り付けられるので既製品のカバーと比べてすっきり馴染む。
- 汚れたり濡れたりした時に拭いてもメニューを傷めない。
紹介は以上です。
ただし、今回の方法は完全防水ではございませんのでご注意ください。
メニューブックの端等から水分が染み込むことも考えられますので、メニューブックが変色したり損傷したりする場合があります。
また、メニューブックの素材によってはカバーフィルムの粘着部分と相性が悪いものもございますのでご注意ください。
<汚れや水が気になる時の『メニューブックの達人』店長のおすすめ>
お手軽定番、ファミリーレストランや居酒屋でよく見る1枚ものメニューならコチラ。
パウチの厚みが100μ・150μの2種からお選びいただけます。
★1枚97円~(税込)(A4サイズ・100μパウチ・3営業日・片面200枚)
★折り筋加工や光沢のあるグロス加工だけでなくマット加工も可能です。
差し替えに便利!一般的な印刷物ならコチラ。
★選べる用紙の種類は13種類。カバーフィルムではなく、用紙にPP加工を施しちょっとした汚れ・水こぼし対策をしたいのであれば「アストル紙+ラミネート加工」がおすすめです。※完全防水ではありません。
キズや汚れ対策は他にも様々な方法があると思いますが、
今回は、私も実際に試して結果に驚いた方法をご紹介させていただきました。
今後毎月1回のペースでブログを更新していきますのでお付き合いくださると嬉しいです。
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